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高専がやばいと言われる理由8選!良い意味もある【元高専生が解説】

高専
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高専ってやばいらしいよ、赤点4つで留年するってやばいよね。何が「やばい」んだろう?進学して大丈夫かな、なんて考えていませんか。

高専は確かに「やばい」です。しかし、間違った情報からおおげさに「やばい」と言われていることもあります。

✖する女性

たとえば、留年に関してです。高校で留年はほとんどありませんが、大学では普通にあります。高専が高校より大学に近いだけです。

また、高専には長期休みをエンジョイできて就職先も良いなど良い意味で「やばい」こともあります。敬遠するだけではもったいないでしょう。

優

何度も「やばい」と思ったけど高専に行って良かったよ

そこで今回は、高専がやばいと言われる理由を詳しく解説します。正しい知識を得て進学を検討しましょう!

高専がやばいと言われる4つの理由

やばい

ここでは「高専はやばい」と言われる理由を詳しく解説します。

「赤点4つで留年」「青春がない」なんてやばい言葉はよく聞きますよね。しかし人によっては「やばくない」こともあります。

高専がやばいと言われる4つの理由
  1. 留年しそうでやばい
  2. 課題が多くてやばい
  3. 青春が無くてやばい
  4. 5年間が長くてやばい

誤解もあるためそれぞれ詳しく解説します。

留年しそうでやばい

留年

留年が身近。これが高専がやばいと言われる最大の理由です。

高専は赤点を4つ以上とると留年します。さらに専門教科が難しいです。そして、年に数人は本当に留年します。

優

これだけだと簡単に留年しそうだね

赤点…1~3年は50点以下、4,5年生は60点以下 ※高専による

しかし、平均が70点程度で課題や追試などの救済措置もあります。想像よりも簡単に進級できますよ。

また、成績は年4回の平均で決まります。赤点を何枚とっても年間平均が50(60)点以上ならば何の問題もありません。

難しい専門科目があって赤点ラインが高い、しかも4つで留年。こういう情報だけが一人歩きした結果「高専は留年がやばい」と言われているのでしょう。

課題が多くてやばい

課題が多い

高専は課題が多くてやばいです。進学する学科よっては毎週課題があります。

私の建築学科の同級生は「毎週課題があって、それも毎日2時間取り組まないと終わらない」と嘆いていました。

しかし、課題も悪いことばかりではありません。成績に反映されるため赤点回避の手段になることもあります。

優

試験勉強みたいなもの、と割り切っても良いかも

このように高専は、進学する学科によっては課題が多くてやばいです。とはいえ成績に反映されるため、宿題とはまた違いますがね。

青春が無くてやばい

男子校

高専では青春がありません。なぜなら女子が少ないから!

彼女だけが青春じゃない、男ばかりが楽しいんだ!という声もあるでしょう。しかし学校から「女子」が消える。これは想像以上に色あせた青春になります。

実際に「留年」に次ぐ高専での後悔は「女子が少ない」ことです。他校で彼女をつくっても高専で女子が増えるわけではありませんからね。

女子が少ない学校生活は想像以上にやばい青春です。とはいえ、受験勉強もないので女子が少ないことに目をつむれば、エンジョイできますよ。

5年間が長くてやばい

5年間

5年間が長い、これは本当です。同じクラスメイトと5年間過ごす、これが想像よりもやばいです。新鮮味が全くありませんからね。

中学校3年間はクラス替えがあります。一方高専はクラス替えの無い5年間。

私自身、3年生の頃には高専に飽きて大学受験を考えました。まあ受験勉強が難しすぎてすぐ辞めましたが。

中学校ですら長いと感じていた方は「本当に5年間大丈夫か?」と再検討した方が良いでしょう。

高専で良い意味でやばいことを3つ紹介

高専は留年と闘いながら色あせた5年間を送る、そんなやばい学生生活になると感じた方も多いでしょう。

しかし、高専には良い意味でやばいこともたくさんあります。ゆるゆる校則で休みが長い学生生活を送っていたら大起業に就職、なんてこともあります。

高専の良い意味でやばいこと
  • 夏休みが長い
  • 校則がゆるい
  • 就職先が良い

人によっては「女子がいる青春よりも将来の安定だ」って方もますそれぞれ詳しく解説します

夏休みが長くてやばい

夏休み

高専は夏休みがとにかく長い!

期間は中学校と同じ40~45日ですが、登校日や補習が一切ありません。夢の40連休ですね!

高専と同レベルの進学校だと補習続きで2~3週間しか休めません。同級生が補習や受験勉強に追われている中、超大型連休を楽しめるのはやばいです!

校則がゆるくてやばい

自由

高専の校則はゆるすぎてやばいです。犯罪でもしない限り校則違反になりません。

スマホは当然、ゲームや漫画も持ち込み放題。髪は染めるわバイトはするわと、中学校からは想像できないほどに自由な学生生活です。

高専生活で校則を意識することはありませんでしたね。校則はあっても取り締まりがないのかもしれません。

3年生までは制服登校という校則でしたが、ジャージ・私服通学の学生は沢山いましたからね。

このように高専は校則ゆるゆるでとにかく自由です!

就職先が良すぎてやばい

すごく良い

高専の就職先はやばすぎるほど良いです。

JRや電力会社など有名企業はもちろん、広告で見るような大企業などの求人もあります。シンガポールのCMで有名な大成建設とか。

業界トップ少ないですが、準大手(5~10位)は普通にありました。今は売り手市場のため、業界最大手の求人だってありますよ。

「進学校→有名大学」と進学した勝ち組と同レベルの企業に就職できます。私自身、有名国立大学に進学した元同級生と同期になりましたからね。

優

転職先でクラス女子1位だった同級生に合った時はびっくりしたな

高専の就職先はやばいほど良いです。中学時代に成績で負けてた同級生より就職先が良い、なんてことは普通にあります。

漫画見たいなやばい先生・学生が本当にいる

驚く

高専には漫画見たいなやばい先生・学生が沢山います。ふつうの先生なんていないぐらいです。

試験中にキレてテストの配点を変える先生がいました。数年後クビになりましたがね。

学生では真冬に上裸でサッカーをするクラスメイトがいました。ほかにも留年して2回目の修学旅行に行った学生とか。

そんなギャグマンガのモデルになりそうなやばい先生・学生がごろごろいるのが高専です。

まとめ

今回は高専が「やばい」と言われる理由について解説しました。

留年や青春ゼロなど誤解されがちなやばい情報があります。詳細を知って自分に合うかを判断しましょう。

高専がやばいと言われる理由
  • 留年しそうでやばい
  • 課題が多くてやばい
  • 青春が無くてやばい
  • 5年間が長くてやばい

また、「夏休みが長い」「校則ゆるい」「就職先が良い」など良い意味でやばいこともたくさんあります。これらも考えながら進学を考えましょう。

こちらのメリット・デメリットや高専生活記事も進学先を決める参考になるでしょう。

以上「やばい高専生の一人」優でした。

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