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【元高専生が教える】高専で留年したらどうなる?就職への影響を解説

高専
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こんにちは、高専卒の優です。

中学生
中学生

高専は、就職率が高いけれど留年あるらしいね。

留年して就職できなかったらどうしよう…

【高専卒】優
【高専卒】優

留年は就職に殆ど影響ないよ!

少なくとも「電力・高速道路」とか有名企業に入った留年生はみたよ。

「留年」ってイメージ悪いですよね。となると必然的に就職に悪影響があると思ってしまいます。

しかし、「留年が原因で就職できない」ことありません。実際、私周りの留年生も問題なく就職しています。

「問題なく」どころか「有名企業」にも内定している

このため、「留年してすぐに退学」や「留年を恐れて高専進学を諦める」のはもったいないです。

そこで今回は、高専での留年が就職にほとんど影響しない理由とその実例を詳しく解説します。

この記事でわかること
  • 留年の就職への影響
  • 留年生の就職例3選
  • 留年よりも就職に影響するもの

高専とは

ここでは、高専について簡単に説明します。(知ってるよ!って方はジャンプ

高専
高専(高等専門学校)とは?
  • 中学卒業後に行く5年制の学校
  • 普通高校(3年制)と同じように受験し入学
  • 学歴は「高専卒」or「短大卒」
  • 入試時に学科(クラス)を選び、5年間同じ
  • 専門科目以外(歴史、体育、国語など)もある
  • 留年がある

高専は普通高校と同じように受験し入学し、5年間かけて専門的な勉強をします。

優

入学までは「普通高校」とほぼ同じ

当記事では、高専で留年したら就職に影響するかを詳しく解説します。

高専で留年したら就職に影響するか?

高専で留年しても就職への影響は少ないです。

内定

なぜなら、私が高専時代に「留年が原因で就職へ悪影響がでた」話を聞いたことが無いからです。逆に「留年→卒業を評価する企業」や「優良企業に入社した留年生」の話は見聞きしました。

また、好景気であれば留年した方が売り手市場となり会社の選択肢が増えます。

就職への影響が少ない理由
  • 実際に留年しても有名企業に入社した人がいる
  • 留年から卒業したことを評価する企業がある(教授談)
  • 就職先は景気の影響が大きい

当記事では、就職への影響が少ない理由を3つの観点で解説します。

留年生が有名企業に入社することはある

留年しても有名企業に入社できるため、就職への影響は少ないでしょう。

実際に、留年生が電力会社や高速道路管理会社へ入社するのを見ました。また、地元に残り県内トップの建設会社に入社した留年生もいます。

留年生の就職先
  1. 大手電力会社
  2. 高速道路管理会社
  3. 地元トップの建設会社

もし、学歴フィルターならぬ「留年フィルター」が存在すれば留年生は優良企業へ入社できません。しかし、現実に有名企業に内定しているため留年の影響は少ないでしょう。

有名企業

ここでは、そんな有名企業に内定した留年生」を3名紹介します。

①留年して大手電力会社に入社

九州の高専生で、大手電力会社に入社した留年生がいます。

彼はギャンブル大好きで「パチンコやりすぎて留年した」と言っていました。

パチンコ

面接で留年の理由を問われた時、正直に「パチンコです」と正直に答えたそうです。当時の面接官は「正直な人間を取る」という採用方針で、見事マッチし内定を勝ち取りました。

マッチ

このように、留年しても採用担当の方針と合致し内定に至る場合があります。

優

彼はその後、高専卒ながら本店に呼ばれるほど評価されている。
面接官は「正直」以外の優秀な点も見抜いていたんだろう。

②現役生が落ちた高速道路管理会社に留年生が内定

私の元同級生に、高速道路管理会社に入社した留年生がいます。彼は遊びすぎて、出席日数不足で留年しました。

遊ぶ

そこは人気企業で、私の同級生は入社試験で落ちました。しかし、翌年留年生が内定します。

このことから、留年よりも人格や適性が重視されると考えられます。

優

正直「落ちた学生」より留年生の方が賢かったよ。

パチスロ研究して車買うほど稼いでいたな~

③県内トップの建設会社に入社した留年生

私の同級生に、県内トップの建設会社に入社した留年生がいます。

彼は先輩でしたが、4年生で留年し同級生になりました。成績不振で留年しましたが、諦めずに勉強し一緒に卒業しました。

猛勉強

就職時は地元に残り、入社したのは県内トップの建設会社です。

このように、留年しても諦めずに勉強して内定を獲得した留年生がいます。

優

たまにその会社と取引するけれど、なかなか評判良いみたい。

根性もあるし評価されているんだろうな。

高専での留年がプラスになる場合

高専での留年経験をプラスに評価する企業があります。

プラスに評価する

なぜなら、高専で「留年→卒業した学生」は離職率が低いからです。これはある教授が1つの企業から聞いた話です。

教授
教授

留年して卒業した学生は「根性があって辞めにくいから積極的に採用する」って企業もあるぞ。

高専で留年すると、後輩と同じクラスで昨年と授業を受けます。そんな辛い環境でやけにならず、昨年できなかった進級を達成することが評価へつながるのでしょう。

辛い

このように、留年からの卒業をプラスに評価する企業もあります。

就職は景気の影響が大きい

高専での就職は、景気の影響が大きいです。

好景気

なぜなら、景気によって求人数や企業が大きく変わるからです。

高専は求人から企業を選び、学校推薦を得て就職試験に挑みます。このため、内定率は高い反面、求人が無い企業とは縁がありません。

私の時は最大手企業の求人はありませんでしたが、後輩の代は景気が上向き業界最大手企業の求人が来ました。

1つ下の代から増えた求人の例
  • 高速道路会社
  • スーパーゼネコン各社
  • 優が新卒入社した会社の親会社

このため「留年した学生の方が大手企業と縁がある」状況でした。

優

優の会社は各高専で「入れたらラッキーの優良企業」と言われていたけれど、

翌年からは「高専生が誰も来なくなる」くらい他の優良求人が増えたんだ。

このように、就職は留年よりも景気の影響の方が遥かに大きいです。

もちろん「不景気になって求人が減る」こともあるよ

まとめ

今回は、留年した場合の就職への影響について解説しました。結論として「影響は少ない」でしょう。

なぜなら、有名企業に内定する留年生も多く、逆に留年を評価する企業があるからです。また、留年よりも景気の方が大きな影響を与えます。

就職への影響が少ない理由
  • 実際に留年しても有名企業に入社した人がいる
    例:高速道路、電力、県内トップの建設会社
  • 留年から卒業したことを評価する企業がある(教授談)
    →離職率が低いから
  • 就職先は景気の影響が大きい
    →求人数が変わるから

留年は大学生と比較すれば浪人と同じ、1浪大学生は沢山います

そもそも高専ではそんな簡単に留年しませんし、仮にしても就職へ大きな影響はありません。留年を恐れて進学するのはもったいないでしょう。

簡単に留年しない(進級できる)理由はこちら

簡単に進級できるので、留年を恐れて高専を諦める必要はありません。

以上、優でした。

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