公務員の面接対策どうしようか?と調べても情報がありすぎて迷ってしまいますよね?
そこで当記事ではYouTubeでの対策をオススメします。有料口座や書籍を購入し、自分に合わなかったら時間とお金を無駄にしてしまいます。これだ!と思うYouTuberさんを参考にしましょう。
今回紹介するYouTuber3名は「公務員試験対策」でビジネスをしている方々です。適当なことを言っていたら、ビジネスとては成り立ちません。3名紹介し、概要を記すので自分に合う方を選びましょう。もちろん、全員を参考にしても良いです。
これらの動画を確認し、公務員の友人から意見をもらいました。結果、動画で解説されている「合格する人」と「友人の公務員同期」は共通する特徴が複数ありました。
そこで今回は「公務員の面接対策にオススメなYouTuber3名」の紹介、参考動画を解説をします。
参考にしたYouTubeさん
当記事は、公務員試験の面接について参考動画をまとめた記事です。
3名のYouTuberを中心に、公務員の友人の意見・体験談も交えて解説します。
【元公務員】ヒロシ Channel
元県庁職員「ヒロシ」さんの動画です。
ブログ(AllAbout公務員)も書かれているので、当記事よりもヒロシさんのブログを見た方が参考になるかもしれません。顔出しで解説しており、公務員に特化したブログもあることから知識豊富で信頼性が高いと思います。
今回は、面接に関する動画3本を参考にさせて頂きました。
恐れずに笑顔で会話しよう
ここでは公務員試験の面接は、実は「余裕」です【理由は2つ】から余裕な理由2つを紹介します。
- 面接にすごい人はいないので恐れなくて良い
- 笑顔で会話をする
公務員試験は筆記で大半が落ちるため、面接倍率は2倍程度です。その中にすごい人はいません。民間企業へ就職していきますからね。そうなると面接では「悪い人を落とす」ことになります。
悪い人にならないために清潔感やマナーにも気を配ろうね
その上で「笑顔で会話」ができれば合格します。
会話は話すことではなく、面接官の質問に対し「矛盾なく答える」ことです。質問に対しては、まず簡潔に回答を述べた上で詳細を話しましょう。
このように、公務員試験の面接では恐れずに笑顔で会話をしましょう。
確かに、表情が硬くて何言ってるかわからい人は面接で落ちていたな。
想定問答集(Q&A)を作成しよう
ここでは【県庁首席が実践】公務員試験の面接対策を5ステップで解説!【独学者・初学者必見です】から抜粋して紹介します。
この動画では自己分析、模擬面接、面接カード記入、面接対策本を読む、想定問答集作成の5対策を解説しています。
ここでは「想定問答集」が必要な理由を解説します。
面接では考える時間が3秒ぐらいしかありあません。そのため、よくある質問は回答を用意しましょう。事前に回答を準備するのってどうなの?という意見もあります。
なぜ○○市で働きたいのですか?
・・・
(ぶっちゃけ安定だしな)
なんで受けたんだこの人
給与や安定だけかな?
準備していないとこうなります。志望動機ぐらいはすらすらと言えるようにしましょう。
注意点は一字一句暗記しないことです。暗記だと棒読みになってしまったり、ひねった質問に回答できないことがあります。概要を抑えるぐらいにしましょう。
このように、よくある質問の想定回答は作成しましょう。
自分の時は面接調査票から持ってる資格について聞かれたな
一問一答
ここでは、【高速20連発】公務員試験のよくある質問に回答!【筆記・面接など】からいくつか抜粋して紹介します。
- 地元でなくても不利でない
ただし、受験した自治体を選んだ理由が必要 - ニートやフリーターでもOK
ただし、面接官が納得できる理由や経緯が必要 - 学歴は関係ない
- 民間→公務員への転職は不利ではない
社会人経験・面接慣れから有利で受験者数も多い - 面接対策は筆記後でOK
筆記で落ちたら意味がない
面接のコツは「恐れずに笑顔で会話しよう」と同じことを話していました。
これらの回答から、どんな人にも公平な試験ということがわかりますね。
同期は2割以上が転職者だったな。
2年間公務員浪人した同期もいたよ。
水樹萌香公務員講座
公務員試験対策講師をしている「水樹萌香」さんの動画です。
公務員試験講座をしているので、気になった方は受講をオススメします。講師を仕事にしており、顔出しで動画配信をしていることから信頼性が高いです。
今回は、面接に関する動画5本を参考にさせて頂きました。
面接官から好印象を獲得する方法
ここでは面接官からとても印象よく見られる人とは!?から面接官から好印象を獲得する方法3選を紹介します。
面接官は「一緒に働きたいな」と感じる人に好印象を持ちます。そのためには「気持ちよくコミュニケーションが取れる人」になりましょう。
自然な笑顔をみせると面接官は安心します。しかし、面接という緊張した場面で自然体になることは難しいです。模擬面接で練習しておきましょう。注意点は「いつもの笑顔=馴れ馴れしい」でないことです。ヘラヘラしないようにしましょう。
そう言われれば同期には「笑顔」を見せる人が多いな
面接の時は緊張してたからよくわからなかったけれど。
公務員は組織で働くため、先輩や上司の意見を聞く(反抗しない)素直な人が求められます。面接官から褒められた際も「ありがとうございます」と一言お礼を挟むと良いでしょう。
謙虚な人も好印象です。プライドが高い人とは気持ちよく仕事できません。そのため、良い経歴を話す際は「上司のサポートを受けた結果1位になれました」など付け加え、謙虚さをアピールしましょう。
このようにして、気持ちよくコミュニケーションが取れる人を目指しましょう。
公務員の志望動機について
ここでは下記の動画を参考に志望動機について紹介します。
「なぜ公務員になりたのですか?そしてなぜ○○市なのですか?」この質問には2つの意図があります。そして、面接官の意図に応じることができれば「格好良い理由」でなくても大丈夫です。
公務員は、公共の利益(全ての方の安全・安心な社会を作る)のために働きます。これを理解した上で、自分が自治体でどんな役割を担いたいかを回答しましょう。
今までやってきた経験から公務員への思いをアピールすると良いでしょう。なお、「それは民間でもできるのでは?」と思われないためにも公務員でしかできなことをアピールしましょう。
民間企業を受けるときに、それうちの会社じゃなくてもよくないですか?
って聞かれるのに似てますね。
また、本音は「安定」で志望動機が思いつかない人もたくさんいます。そのため、自分の「こういう性格」が公務員へ向いているというアピールも良いでしょう。
実際、「真面目」なだけで公務員はやっていけないかな。
真面目アピールは控えた方が良いかも。
このように、質問の意図を把握し「民間との違いを把握しつつ公務員への思い」を伝えましょう。
民間から公務員への転職について
ここでは下記の動画を参考に民間から公務員への転職について紹介します。
面接官は「公務員として長く働いてくれる人」を求めています。
なぜなら、行政のプロとなるためには長く働く必要があるからです。このため、民間経験者は即戦力を求められていません。
近年、新卒公務員の離職率が上がっているます。同時に民間経験者の方が長く働いてくれることもわかっています。このため「公務員で働きたい」という熱意が伝われば「長く働いてくれる人」という面接官のニーズを満たします。
面接官は「長く働いてくれる人」が欲しい
では、「公務員として働きたい熱意」はどうすれば伝わるでしょうか。これを伝えるため民間にはない公務員の魅力を伝えましょう。
【よくある質問】
なぜ民間企業を辞めて公務員になりたいのか?
(意図:公務員への熱意は?
=長く働いてくれる人になるか?)
この違いを理解し、自分の言葉で民間より公務員が魅力的に感じた点を伝えましょう。そうすれば面接官は「熱意があって長く働いてくれそうだな」と感じ、合格に近づくでしょう。
よくある回答は「利益」に関して。
掘り下げて「なぜ「利益」の有無が魅力的に感じるか」まで考えよう。
元県庁職員の山辺陽一│Fラン→5箇所に内定
元県庁職員の山辺陽一さんの動画です。
顔出しはしていませんが、テンポよく編集されており、「ザ・YouTuber」という感じです。他2名よりも情報量が多く、動画の内容が濃いのが特徴です。また、LINEでの対策講座も行っているようです。
既に解説したお2人と重複する部分は割愛して記載します。
今回は、面接に関する動画3本を参考にさせて頂きました。
内定を勝ち取る人の特徴3選
ここでは元公務員人事に聞いた面接で内定を勝ち取る人の特徴TOP3の動画をもとに、面接合格者の3つの特徴を紹介します。
内定を勝ち取る人は「可愛げ・素直さ・コミュ力」がある人です。
- 可愛げ
→人間味がある一緒に働きたい人 - 素直さ(前の章で解説済みのため割愛)
→上司に反抗しない謙虚な人 - コミュ力
→相手の質問の意図を理解し、自分の意見を簡潔に言語化し伝える
可愛げは「一緒に働きたい・人間味がある」人に感じます。間違わないように仏頂面で堅苦しい話し方をする人には感じません。人となりが通じるように自然体で話しましょう。
コミュ力は「相手の質問の意図を理解し、自分の意見を言語化し伝える」ことです、相手と仲良くなる力ではありません。質問に対しては、結論から延べ詳細を要約して話しましょう。理由から話し、結論が遅くなると面接官はイライラしてしまう上に意見が伝わりません。
結局、私の質問の答えは?
というか長くて何を言いたいかわからない。
「可愛げ・素直さ・コミュ力」3つの特徴を意識して面接に臨みましょう
民間から公務員への面接で意識すること3選
ここでは民間から公務員への転職を成功させるために面接でやるべき3つのポイントの動画をもとに、3つのポイントを紹介します。
面接官が求めているのは「伸びしろ」です。これをアピールするために、3つのポイントを抑え「熱意」と「社会人経験をどう活かせるか」を伝えましょう。
公務員と民間企業の仕事の違いを理解する
公務員では「効率<<<行政ルール」です。
このため、転職後に行政のルールを守って業務に取り組んでくれる方が採用されます。
ChatGPTなんかが良い例かな。
先輩が提案していたけど「著作権に振れる可能性があるからダメ」って
却下されていたよ。
民間企業の経験を公務員でどう活かせるか
民間企業の経験を話す時は、プロセスをアピールしましょう。
営業成績1位などの結果や専門スキルを話しても、本当にそれが公務員として活かせるかがわかりません。このため、結果を生んだプロセスを話し「公務員でも活躍できそうだな」「主体性があるな」と感じてもらいましょう。
このように話せば、民間経験が公務員へ行かせる人材であるとアピールできますね。
さらに訪問前に上司からアドバイスをもらっていたことを付け加えれば
「素直」「謙虚」「報連相」のアピールもできますね。
志望動機の作り方
ここでは下記の動画を参考に民間→公務員転職時の志望動機の作り方を紹介します。
志望動機を作るコツは「わかりやすい・説得力・情報力」の3つ抑えることです。
面接官は、直前に面接シートを読むことがあります。そのため一読してわかりやすい「結論→詳細」の順で書きましょう。面接で話す時も同じです。
【結論】○○市で働きたい理由は○○です
【詳細】なぜなら~だからです。
面接官に「安定・滑り止め」だと思われないように説得力が必要です。そして、説得力を出すために具体的なエピソードを交えます。
エピソードがなければ、実際にイベントに参加したり
観光地に出向きエピソードを作りましょう。
自治体の情報(問題点や今後の方針)をきちんと調べることで熱意が伝わります。その組織を良く知っていれば、滑り止めと思われることは減るでしょう。
リサーチしているときは「今は何を調べているのか?」を意識しながら調べましょう。目的を明確にせずHPやSNSを見るよりも効率が上がります。
このように、「わかりやすい・説得力・情報力」を意識して志望動機を作りましょう
次章で構成のテンプレートを解説するよ
志望動機のテンプレート
ここでは志望動機のテンプレートを2つ紹介します。
まずは自治体の志望理由です。社会人経験を生かす場合は次のテンプレートにあてはめましょう。
【質問】
○○市で働きたい理由を教えてください。
(なぜ民間→公務員へ転職するのか?)
動画では金融業を例に解説しています。
金融業で勤務していたが、○○市には金融では解決できない△△という課題があった。その問題を解決するために○○市で働きたいと思った。「経験&気づき→○○市で働きたい」の順になっていますね。
○○市で働きたい理由ではなく、公務員で働きたい理由に応用もできますね。
次にやりたい仕事の志望理由です。次の構成で作りましょう。
【質問】
○○市でどんな仕事を行いたいですか?
(やりたい仕事が叶うとは限らないが…)
「やりたい仕事」はその自治体の中心的な仕事であるかを確認しましょう。例えば市の政策が「近隣の観光客を集める」なのに、やりたい仕事が「外国人観光客を集める」では方向性がずれています。これでは、やりたい仕事が中心的ではありません。
うちの方針と違うな。
仕事の辛さを理解している(逃げの転職ではない)ことも加えると良いでしょう
例:利害関係者との調整が必要だから簡単にはいかないと思います。
しかし、社会人経験で培った○○力で諦めず取り組みます。
この構成で「自治体のへの志望動機とやりたい業務」の作成を行いましょう。
社会人経験の同期もこんな感じだったな。
まちづくりがしたくて銀行に入ったけれど、想像より遠回りだったから
よりまちづくりに近い公務員を目指したってさ
まとめ
今回は、3名のYouTuberさんをもとに公務員での面接対策について解説しました。三者三様の動画ですが、共通箇所はたくさんありますね。これらが鉄板対策ということでしょう。
民間企業の対策を似ている箇所もたくさんありますね。自然な笑顔、わかりやすい表現、コミュ力。どれも大切です、一度身をもって体感していますから。
私が高専時代、第一志望の企業に落ちた理由は「堅いから」でした。
転職時は改善し、2社に合格しています。
特に「自治体の政策から問題点・特徴を把握する」は滑り止めやとりあえずの受験者にはできないことです。ここを押さえれば、合格に近づくでしょう。
以上、優でした。
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