こんにちは、高専卒の優です。
高専は、就職率が高いけれど留年あるらしいね。
留年して就職できなかったらどうしよう…
留年は就職に殆ど影響ないよ!
少なくとも「電力・高速道路」とか有名企業に入った留年生はみたよ。
「留年」ってイメージ悪いですよね。となると必然的に就職に悪影響があると思ってしまいます。
しかし、「留年が原因で就職できない」ことありません。実際、私周りの留年生も問題なく就職しています。
「問題なく」どころか「有名企業」にも内定している
このため、「留年してすぐに退学」や「留年を恐れて高専進学を諦める」のはもったいないです。
そこで今回は、高専での留年が就職にほとんど影響しない理由とその実例を詳しく解説します。
高専とは
ここでは、高専について簡単に説明します。(知ってるよ!って方はジャンプ)
高専は普通高校と同じように受験し入学し、5年間かけて専門的な勉強をします。
入学までは「普通高校」とほぼ同じ
当記事では、高専で留年したら就職に影響するかを詳しく解説します。
高専で留年したら就職に影響するか?
高専で留年しても就職への影響は少ないです。
なぜなら、私が高専時代に「留年が原因で就職へ悪影響がでた」話を聞いたことが無いからです。逆に「留年→卒業を評価する企業」や「優良企業に入社した留年生」の話は見聞きしました。
また、好景気であれば留年した方が売り手市場となり会社の選択肢が増えます。
当記事では、就職への影響が少ない理由を3つの観点で解説します。
留年生が有名企業に入社することはある
留年しても有名企業に入社できるため、就職への影響は少ないでしょう。
実際に、留年生が電力会社や高速道路管理会社へ入社するのを見ました。また、地元に残り県内トップの建設会社に入社した留年生もいます。
もし、学歴フィルターならぬ「留年フィルター」が存在すれば留年生は優良企業へ入社できません。しかし、現実に有名企業に内定しているため留年の影響は少ないでしょう。
ここでは、そんな「有名企業に内定した留年生」を3名紹介します。
①留年して大手電力会社に入社
九州の高専生で、大手電力会社に入社した留年生がいます。
彼はギャンブル大好きで「パチンコやりすぎて留年した」と言っていました。
面接で留年の理由を問われた時、正直に「パチンコです」と正直に答えたそうです。当時の面接官は「正直な人間を取る」という採用方針で、見事マッチし内定を勝ち取りました。
このように、留年しても採用担当の方針と合致し内定に至る場合があります。
彼はその後、高専卒ながら本店に呼ばれるほど評価されている。
面接官は「正直」以外の優秀な点も見抜いていたんだろう。
②現役生が落ちた高速道路管理会社に留年生が内定
私の元同級生に、高速道路管理会社に入社した留年生がいます。彼は遊びすぎて、出席日数不足で留年しました。
そこは人気企業で、私の同級生は入社試験で落ちました。しかし、翌年留年生が内定します。
このことから、留年よりも人格や適性が重視されると考えられます。
正直「落ちた学生」より留年生の方が賢かったよ。
パチスロ研究して車買うほど稼いでいたな~
③県内トップの建設会社に入社した留年生
私の同級生に、県内トップの建設会社に入社した留年生がいます。
彼は先輩でしたが、4年生で留年し同級生になりました。成績不振で留年しましたが、諦めずに勉強し一緒に卒業しました。
就職時は地元に残り、入社したのは県内トップの建設会社です。
このように、留年しても諦めずに勉強して内定を獲得した留年生がいます。
たまにその会社と取引するけれど、なかなか評判良いみたい。
根性もあるし評価されているんだろうな。
高専での留年がプラスになる場合
高専での留年経験をプラスに評価する企業があります。
なぜなら、高専で「留年→卒業した学生」は離職率が低いからです。これはある教授が1つの企業から聞いた話です。
留年して卒業した学生は「根性があって辞めにくいから積極的に採用する」って企業もあるぞ。
高専で留年すると、後輩と同じクラスで昨年と授業を受けます。そんな辛い環境でやけにならず、昨年できなかった進級を達成することが評価へつながるのでしょう。
このように、留年からの卒業をプラスに評価する企業もあります。
就職は景気の影響が大きい
高専での就職は、景気の影響が大きいです。
なぜなら、景気によって求人数や企業が大きく変わるからです。
高専は求人から企業を選び、学校推薦を得て就職試験に挑みます。このため、内定率は高い反面、求人が無い企業とは縁がありません。
私の時は最大手企業の求人はありませんでしたが、後輩の代は景気が上向き業界最大手企業の求人が来ました。
このため「留年した学生の方が大手企業と縁がある」状況でした。
優の会社は各高専で「入れたらラッキーの優良企業」と言われていたけれど、
翌年からは「高専生が誰も来なくなる」くらい他の優良求人が増えたんだ。
このように、就職は留年よりも景気の影響の方が遥かに大きいです。
もちろん「不景気になって求人が減る」こともあるよ
高専進学するなら「高専専門の塾」へ行こう
高専進学を目指すなら高専専門の「高専塾ナレッジスター」がオススメです。
高専受験は試験問題から違います。普通高校への進学を目的とする一般の学習塾では対策しきれません。
実際、私がバイトしていた塾では普通高校受験者と同じテキストで、数学・理科を多めにさせているだけでした。
ここでは、そんな高専受験に特化した高専塾ナレッジスターについて詳しく解説します。
①高専経験者が講師・責任者をしている
高専塾ナレッジスターは高専経験者が講師・責任者です。高専経験者が高専受験を専門にサポートしれくれます。
そもそも高専経験者は少ないです。学校の教師は当然、学習塾にも少なく、詳しい人は身近にいないでしょう。
私がバイトをしていた学習塾で高専生の講師は2人でした。講師は全員で20名近くいたのですが。
しかも「高専卒だから高専希望者担当」ってわけじゃなかったな
しかし高専塾ナレッジスターの講師は高専卒業生。責任者も高専卒業生、と高専のスペシャリストがそろっています。
そんな高専プロ講師のマンツーマン指導を受けられます。こんな高専に囲まれた環境は普通の学習塾にはないでしょう。
高専専門塾で高専経験者といっしょに高専を目指しましょう。
②高専模試で自分の実力を試せる
2つ目は、年5回の高専模試があることです。実力を試すだけでなく、苦手・得意の発見にもつながります。
高専は試験問題が普通高校と全然違います。実際に数学の過去問を見てみましょう。
高専の1⃣(1)が公立の1⃣(2)より複雑です。さらに高専は、(3)から文章題になっていますね。図形問題もみてみましょう。
公立高校の問題は「平面の長方形を折った図形」、対して高専は「立体の合体図形」です。難しいかどうかも判断できませんね。
受験前に挑戦して「全然違うじゃん!」となっても手遅れです。
序盤で苦手を見つけ、プロ講師とともに克服。そして、次の高専模試で「解けるようになった」ことを確認しましょう。
年5回も模試があるから「次の模試に向けて頑張ろう」ってやる気が出るね
高専塾ナレッジスターの高専模試を通して苦手を克服してレベルアップし、高専合格につなげましょう。
高専進学後のコースもあるので高専での勉強も安心
高専塾ナレッジスターでは高専進学後にも「高専定期試験対策コース」があるため安心して進学できます。
「猛勉強で入学しても留年したらどうしよう?」という不安もこれで解決です。
高専の専門科目は教授によって問題が大きく異なります。卒業生の私が思うに、対策は過去問しかありません。
しかし、そこで基礎になるのが数学・物理です。過去問があっても基礎で躓けばどうしようもありません。
数学・物理がわからなければ専門科目もわからず、留年につながる
高専塾ナレッジスターの「高専定期試験対策コース」では、数学と物理のコースがあります。
不可能な専門科目対策より、基礎を抑えるあたりに高専塾ナレッジスターの高専への理解の深さが見えます。
このように高専塾ナレッジスターには進学後のコースもあります。入学後のことも心配せず、高専を目指しましょう。
無料勉強相談を試してみよう
高専塾ナレッジスターでは無料勉強相談をしています。
無料勉強相談では高専入試についてだけでなく、現在の合格可能性や不安も相談できます。
相談時間は45分と無料なのに長め。学校の先生でもこんなに長時間相談に乗ってくれませんよね。
まずは無料勉強相談をして、高専受験についての不安や悩みを解決しましょう。
ネットから簡単に申し込みできるよ
まとめ
今回は、留年した場合の就職への影響について解説しました。結論として「影響は少ない」でしょう。
なぜなら、有名企業に内定する留年生も多く、逆に留年を評価する企業があるからです。また、留年よりも景気の方が大きな影響を与えます。
留年は大学生と比較すれば浪人と同じ、1浪大学生は沢山います。
そもそも高専ではそんな簡単に留年しませんし、仮にしても就職へ大きな影響はありません。留年を恐れて進学するのはもったいないでしょう。
心配なら、高専受験はもちろん高専での試験対策もある高専塾ナレッジスターの無料勉強相談を試してみましょう。
簡単に進級できるので、留年を恐れて高専を諦める必要はありません。
- アラサー理系リーマン
- 高専卒(土木)
- 2級土木施工管理技士
- 施工者(現場監督)→発注者へ転職
- 元電力子会社勤務
以上、優でした。
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